より簡単な編集手段
フロントエンドアプリケーション
Frescobaldi
Frescobaldi は LilyPond のために追加、強化された多くの機能がある、軽量かつ強力な、音楽・テキストエディタです。主な機能には、楽譜をクリックすると対応するコードが表示される「ポイント・アンド・クリック」、詳細なスコアウィザード、組み込みの LilyPond ドキュメントブラウザ、構文ハイライト、自動コマンド補完があります。Frescobaldi は Python と、ユーザインタフェースのための PyQt4 で書かれており、すべての主要な OS (GNU/Linux、Mac OS X、それに Windows) で実行できます。
Denemo
Denemo は、LilyPond ソース コードを生成し、演奏することもできるグラフィカルなエディタです。LilyPond ソースコードをグラフィカル ビューと並べて表示することができます。音符や和音等に LilyPond が処理可能な調整を加えることができ、それを Denemo ファイルとして保存することができるため、ユーザはグラフィカル環境で楽譜を編集することができます。
LilyPond テキストの中でカーソルを動かすと、グラフィカル ビューの中でもカーソルが動きます。調整で構文エラーが起きると、テキスト ビューで該当部分がハイライトされます。
ブラウザベースのエディタ
LilyBin
LilyPond をインストールすることなく、直接オンラインで楽譜を組版することができる、Web ベースの LilyPond エディタです。コードスニペットは、いわゆる ‘pastebin’ Web サイトのように、 一意の URL が有効になります。そのコードは development page から MIT ライセンスで自由に利用できます。
Hacklily
オートコンプリートやコンテキストヘルプなどの追加機能を持った、 LilyPond によるオンラインの楽譜エディタおよび出版ツール。基礎となる Web ホスティングのコードは AGPL ライセンスで development page から入手できます。
www.omet.ca
2010 年より、 Online Music Editing Tools (OMET) は、特別仕立ての Web インタフェースを備えた、すぐに使用できる LilyPond サービスを提供します。登録が必要ですが、料金は無料です。
WebLily.net
2009 開始の WebLily.net は LilyPond に基づく最初の Web サービスの一つであり、以来定期的に更新されています。利用は無料(登録は必要)で、クリック可能なバージョンの LilyPond ドキュメントが含まれています。
統合開発環境プラグイン
Elysium
https://github.com/thSoft/elysium
EclipseでLilyPondスコアを編集するフル機能の環境です。LilyPondを便利に扱うための豊富なツールキットを提供します。
テキスト エディタ
Emacs
https://www.gnu.org/software/emacs/ Emacs は、多くのコンピュータ言語に対応する言語検出機能を持つテキスト エディタです。Emacs には高い拡張性があり、統合開発環境として使用することができます。LilyPond ソース ファイルを作成するための言語定義を提供する ‘lilypond モード’ があります。 また、LilyPond 開発者の 1 人が Emacs メジャーモード lyqi を作成しています。
Emacs に慣れていない場合、LilyPond 入力ファイルを書くために、別のエディタを使うこともできます。
Emacs をセットアップするための更なる情報が テキスト エディタ サポート にあります。
Vim
https://www.vim.org
Vim は最小限度の機能を持つテキスト エディタであり、古い Unix vi
エディタの機能拡張版です。このプログラムも拡張やコンフィグレーションを行うことができます。
Vi に慣れていない場合、LilyPond 入力ファイルを書くために、別のエディタを使うこともできます。
Vim をセットアップするための更なる情報が テキスト エディタ サポート にあります。
TeXShop
https://pages.uoregon.edu/koch/texshop/
MacOS X 用のエディタ TeXShop を拡張して、
エディタから LilyPond, lilypond-book
それに
convert-ly
を実行させることができます。
拡張機能は以下で入手できます:
http://users.dimi.uniud.it/~nicola.vitacolonna/home/content/lilypond-scripts
LilyPond コードをエクスポートできるプログラム
楽譜、タブ、MIDI エディタ:
-
bwwtolily
は
.bww
や.bmw
ファイルを LilyPond へ変換しようとします。すべての装飾が正しく変換されないかもしれませんが(piobaireachd では特にそうです)一覧表示されます。 - Canorus: 楽譜エディタで、LilyPond コードをエクスポートできますが、まだベータ版です。テスターを歓迎しています。
- Enc2ly は Encore のファイルを LilyPondに変換する GNU/Linux プログラムです。
- go-enc2ly は Go 言語のツールで Encode のファイルを LilyPond に変換します。 Felipe Castro によるバージョン 4.55 体験版の .enc ファイルの研究やリバースエンジニアリングを基に作られました。
- NtEd, Cairo ライブラリをベースにした楽譜エディタで、試験的に LilyPond へのエクスポートをサポートしています。
- NW2LY は NoteWorthy で記譜した曲を LilyPond に変換する C# プログラムです。
- Ripple は総譜とパート譜の作成を支援するプログラムで、異なる楽譜ソースから総譜やパート譜を作成するモードがあります。
- Rosegarden: オーディオ・MIDI シーケンサであり、単一譜を扱える楽譜エディタでもあります。
アルゴリズムによるコード生成
- Abjad は形式化された楽譜の制御 (Formalized Score Control) をする Python API で、LilyPond による複雑な音楽を、反復型開発の手法で作成することができます。
- FOMUS (FOrmat MUSic) はアルゴリズム生成された音楽を記譜するためのツールです。Lisp言語で書かれており、多くのインタプリタで動作します。C++に移植されたものもあります。
- Strasheela は The Mozart Programming System 上の環境です。
活発には開発されていない他のプログラム
- LilyPondTool は jEdit テキストエディタ用プラグインでした。
- LilyKDE は Frescobaldi に置き換わり、 KDE 3.5 用の LilyKDE3 と KDE 4.1 用の lilypond-KDE4 だけが存在します。
- LilyComp はグラフィカルに音符を入力できるプログラムで、LilyPond 版のテンキーのようなものです。
- MuseScore: 楽譜エディタです。バージョン 2.0 で LilyPond エクスポートがなくなりましたが、古いバージョンがまだ Sourceforge でダウンロードできます。
- NoteEdit はMusicXML をインポートできましたが、NtEd と Canorus にフォークされました。
- OOoLilyPond, OpenOffice.org の拡張機能で、OpenOffice.org ドキュメント中で LilyPond ファイルを画像に変換できます。もう開発されていませんが、まだバージョン 4 で動作すると思われます。
- Rumor: リアルタイムに単声の MIDI を LilyPond に変換します。
-
tunefl
LilyPond をインストールすることなく、直接オンラインでミニスコアを組版することができます。これは、便利な Web インタフェースを使用して、すべてのプログラムの機能を試すことができます。
- TuxGuitar: マルチトラックなタブ譜のエディタ・プレイヤで、楽譜ビューアを持ち、LilyPond コードのエクスポートが可能です。
どうですか?
LilyPond をダウンロードする ところまで来ました。
まだ迷っていますか?多くの作曲家、音楽家、それに指揮者が LilyPond 入力フォーマットで記述することを学んでいます。経験を積んだユーザは、LilyPond を使うことで、ピアノやマウス&GUI を使うよりも短時間で総譜を入力できるとレポートしてさえいます!LilyPond が提供する 特徴, 例, あるいは 自由 を読み返してみてください。また、ユーザの 成果物 と 人々の評価 を読んでみてください。さらに、伝統的な譜刻の審美性をコンピュータで実現するための我々のアプローチが バックグラウンド で説明されています。
法律用語
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The “four colored rectangles image” is not a registered trademark. It was created by Rohitbd and placed under the GNU Free Documentation License version 1.2. We found the image on this Wikimedia Commons page.