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\revert
コマンド
一旦オーバライドされると、そのプロパティは再度オーバライドされるか
\revert
コマンドに遭遇するまで新しい値のままでいます。\revert
コマンドは以下の構文を持ち、プロパティの値をオリジナルのデフォルト値に戻します。何度か \override
コマンドが発行されている場合は、前の値に戻すわけではないということに注意してください。
\revert Context.LayoutObject.layout-property
繰り返しますが、\override
コマンドでの Context と同様に、多くの場合で Context を記述する必要はありません。以下の例の多くで、Context は省略されます。ここでは、最後の 2 つの音符の符頭の色をデフォルトに戻します:
\relative { c'4 d \override NoteHead.color = #red e4 f | \override NoteHead.color = #green g4 a \revert NoteHead.color b4 c | }