ボーイング指示

ボーイング指示はアーティキュレーションとして作成します。アーティキュレーションについては、アーティキュレーションと装飾 で説明しています。

ボーイングのコマンド – \upbow\downbow – は、以下のようにスラーと一緒に用います:

\relative { c''4(\downbow d) e(\upbow f) }

[image of music]

弦番号として、(デフォルトの丸囲みアラビア数字ではなく) ローマ数字を追加することができます。弦番号の指示 を参照してください。

他にも、弦の指示はマークアップ コマンドを用いて表示することができます。アーティキュレーションで開放弦を指示することもできます。

a'4 \open
\romanStringNumbers
a'\2
a'2^\markup { \small "sul A" }

[image of music]

定義済みコマンド

\downbow, \upbow, \open, \romanStringNumbers

参照

記譜法リファレンス: アーティキュレーションと装飾, 弦番号の指示, スラー

LilyPond 記譜法リファレンス v2.25.22 (development-branch).