一般的な和音

長三和音 (メジャー トライアド) を入力するには、根音とオプションで演奏時間を示します:

\chordmode { c2 f4 g }

[image of music]

短三和音、増三和音、それに減三和音 (マイナー、オーグメンテッド、ディミニッシュト トライアド) は、演奏時間の後に : とクオリティー修飾子を配置することにより入力します:

\chordmode { c2:m f4:aug g:dim }

[image of music]

七の和音 (セブンス コード) を作成することができます:

\chordmode { c1:7 c:m7 c:maj7 c:dim7 c:aug7 }

[image of music]

以下に示す表は、三和音と七の和音に付けられるクオリティー修飾子を示しています。和音に付けくわえられる第 7 音は短 7 度またはフラットの 7 度で、基本となる七の和音は属七の和音となります。すべての変化は属七の和音からの変化です。修飾子の使い方についてのより完全な表は 一般的な和音修飾子 にあります。

修飾子動作
無しデフォルトの動作で、長三和音を作り出します。

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m, m7短和音。この修飾子は第 3 音を下げます。

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dim, dim7減和音。この修飾子は 3 度と 5 度 (と存在する場合は 7 度) の音を下げます。

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aug増和音。この修飾子は第 5 音を上げます。

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maj, maj7長七和音。この修飾子は第 7 音を上げます。maj の後の 7 はオプションです。長三和音を作り出す時にこの修飾子は 使いません

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参照

記譜法リファレンス: 一般的な和音修飾子, 和音の拡張と変形

コード断片集: Chords

既知の問題と警告

和音に付けるクオリティー修飾子は 1 つだけ – 通常は和音の最も高い音に対して – にしてください。複数のクオリティー修飾子を持つ和音は、エラーや警告無しで構文解析されますが、結果は予測できません。1 つのクオリティー修飾子では実現できない和音は、個々のピッチに分解してください – 和音の拡張と変形 で説明しています。


LilyPond 記譜法リファレンス v2.25.22 (development-branch).