計量記譜法の音部記号

計量記譜法の音部記号は \clef コマンドによってサポートされています。音部記号によっては同じグリフを用いるものもありますが、音部記号が表示される位置のみが異なります。その場合は、音部記号に用いられる名前の最後に数字が付けられており、下にあるほど小さい数字、上にあるほど大きい数字になっています。

\override NoteHead.style = #'vaticana.punctum
\clef "vaticana-do1"
c'1

[image of music]

\override NoteHead.style = #'medicaea.punctum
\clef "medicaea-do3"
c'1

[image of music]

\override NoteHead.style = #'hufnagel.punctum
\clef "hufnagel-fa2"
c'1

[image of music]

\override NoteHead.style = #'neomensural
\clef "neomensural-c4"
c'1

[image of music]

音部記号が表示される位置を自由に変更することができます。音部記号 を参照してください。使用できる音部記号の完全な一覧については、音部記号のスタイル を参照してください。

参照

音楽用語集: mensural notation, clef

記譜法リファレンス: グレゴリオ聖歌の音部記号, 音部記号

インストールされているファイル: scm/parser-clef.scm

コード断片集: Pitches

内部リファレンス: Clef_engraver, Clef, ClefModifier, clef-interface

既知の問題と警告

mensural-gpetrucci-g にマッピングされています。


LilyPond 記譜法リファレンス v2.25.22 (development-branch).