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3.4.3 他の出力フォーマット
譜刻される楽譜のデフォルト出力フォーマットは、Portable Document Format (PDF), PostScript (PS) です。コマンド ライン オプションを指定することにより、Portable Network Graphics (PNG), Scalable Vector Graphics (SVG), Encapsulated PostScript (EPS) フォーマットによる出力が利用可能です。 Basic command line options for LilyPond を参照してください。
SVG 出力 |
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SVG 出力
SVG 出力では、符頭や休符などのグラフィカル オブジェクト (Grob) に対してメタデータを付加させることができます。このメタデータは id
や class
のような SVG 標準の属性でも良いですし、非標準のカスタム属性を追加することもできます。Grob の output-attributes
を、属性名と値を含む Scheme
の連想配列 (alist) でオーバライドしてください。値は数値、文字列、シンボルです。例:
{ \once \override NoteHead.output-attributes = #'((id . 123) (class . "this that") (data-whatever . something)) c }
この入力は SVG ファイルに次の <g>
(グループ) タグを作り出します:
<g id="123" class="this that" data-whatever="something"> ...NoteHead grob SVG elements... </g>
<g>
タグは、与えられた Grob に対する全ての SVG エレメントを中に含みます。(Grob によっては複数のエレメントを含むことがあります。)SVG のシンタックスでは、非標準のカスタム メタデータ属性に対して
data-
接頭辞を使用します。
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