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5.3.1 プロパティ変更の概要
各コンテキストは、ある特定のタイプのグラフィカル オブジェクトを作成することについて責任を持ちます。それらのオブジェクトを表示するために使用される設定も、コンテキストによって保存されます。それらの設定を変更することにより、オブジェクトの見た目を変えることができます。
コンテキストに保存されるプロパティには 2 種類あります: コンテキスト プロパティとグラフィカル オブジェクト プロパティです。コンテキスト プロパティは、コンテキスト全体に適用され、コンテキスト自体をどのように表示するかを制御します。対照的に、グラフィカル オブジェクト プロパティは、コンテキストの中に表示されるある特定のタイプのグラフィカル オブジェクトに適用されます。
\set
コマンドと \unset
コマンドは、コンテキスト プロパティの値を変更するために使用されます。\override
コマンドと \revert
コマンドは、グラフィカル オブジェクト プロパティの値を変更するために使用されます。
参照
内部リファレンス: Backend, All layout objects, OverrideProperty, RevertProperty, PropertySet
既知の問題と警告
バックエンドはオブジェクト プロパティのタイプ チェックをそれほど厳密には行いません。Scheme 値の循環参照は、ハング アップまたはクラッシュ、あるいは両方を引き起こす可能性があります。