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括弧
音楽イベントの前に \parenthesize
を置くことによって、そのオブジェクトに括弧を付けることができます。和音の前に \parenthesize
を置くと、和音の音符それぞれに括弧が付けられます。和音内部の音符に個別に括弧を付けることもできます。
\relative { c''2 \parenthesize d c2 \parenthesize <c e g> c2 <c \parenthesize e g> }
音符ではないオブジェクトにも括弧を付けることができます。アーティキュレーションに対して括弧をつける場合、\parenthesize
コマンドの前にハイフンが必要です。
\relative { c''2-\parenthesize -. d c2 \parenthesize r }
参照
コード断片集: Editorial annotations
内部リファレンス: Parenthesis_engraver, Parentheses, parentheses-interface
既知の問題と警告
和音に括弧を付けると、和音全体に単一の大きな括弧が付くのではなく、それぞれの音符に個別に括弧が付きます。