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休符
休符は音符名 r
を持つ音符として入力されます。全休符よりも長い演奏時間を持つ休符には以下に示す定義済みコマンドを使用します:
\new Staff { % この 2 行は例を見やすくするためのものです \time 16/1 \omit Staff.TimeSignature % 八全休符を譜刻します。二全休符 4 つと等価です r\maxima % 四全休符を譜刻します。二全休符 2 つと等価です r\longa % 二全休符を譜刻します。 r\breve r1 r2 r4 r8 r16 r32 r64 r128 }
全休符 – 小節の中心に置かれます – は複数小節の休符として入力する必要があります。複数小節の休符は多くの小節に対してと同様に単一の小節に対しても使用することができます。詳細は 小節単位の休符 を参照してください。
休符の垂直方向の位置を明示的に指定するには、音符の後に続けて \rest
を記述します。その音符が譜上で占める位置に、その音符の演奏時間を持つ休符が配置されます。これは多声部音楽を手動で精密にフォーマットすることを考慮したものです。なぜなら、自動休符フォーマットでは多声部音楽の休符の衝突を回避できないからです。
\relative { a'4\rest d4\rest }
Selected Snippets
休符のスタイル
休符には様々なスタイルが使用できます。
restsA = { r\maxima r\longa r\breve r1 r2 r4 r8 r16 s32 s64 s128 s256 s512 s1024 s1024 } restsB = { r\maxima r\longa r\breve r1 r2 r4 r8 r16 r32 r64 r128 r256 r512 r1024 s1024 } \new Staff \relative c { \omit Score.TimeSignature \cadenzaOn \override Staff.Rest.style = #'mensural <>^\markup \typewriter { mensural } \restsA \bar "" \break \override Staff.Rest.style = #'neomensural <>^\markup \typewriter { neomensural } \restsA \bar "" \break \override Staff.Rest.style = #'classical <>^\markup \typewriter { classical } \restsB \bar "" \break \override Staff.Rest.style = #'z <>^\markup \typewriter { z-style } \restsB \bar "" \break \override Staff.Rest.style = #'default <>^\markup \typewriter { default } \restsB \bar "" \break } \paper { indent = 0 tagline = ##f }
参照
記譜法リファレンス: 小節単位の休符
コード断片集: Rhythms
内部リファレンス: Rest
既知の問題と警告
休符の演奏時間には基本的に限界がありません (最大値としても、最小値としても)。しかしながら、図柄の数には限界があります: 1024 分から全音符の 8 倍までの休符を譜刻することができます。
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