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独立したテキスト
\markup
ブロックはそれ自体で、すべての \score
ブロックの外側に、“最上位レベルの表記” として存在することができます。この構文は ファイル構造 で記述されています。
\markup { Tomorrow, and tomorrow, and tomorrow... }
これによりテキストを音楽から分離して譜刻することが可能になります。これは、ブックの中にある複数のスコア で記述されているように、入力ファイルが複数の楽曲を保持している場合に特に有用です。
\score { c'1 } \markup { Tomorrow, and tomorrow, and tomorrow... } \score { c'1 }
独立したテキスト ブロックは複数のページに広がることができます。これにより、テキスト ドキュメントやブック全体を LilyPond の中に譜刻することが可能になります。この機能と、この機能の構文は 複数ページにわたるマークアップ で記述されています。
定義済みコマンド
\markup
,
\markuplist
Selected Snippets
独立したテキストの 2 段組み
\markup
コマンドを用いて、独立したテキストを複数段組みにすることができます:
\markup { \fill-line { \hspace #1 \column { \line { O sacrum convivium } \line { in quo Christus sumitur, } \line { recolitur memoria passionis ejus, } \line { mens impletur gratia, } \line { futurae gloriae nobis pignus datur. } \line { Amen. } } \hspace #2 \column \italic { \line { O sacred feast } \line { in which Christ is received, } \line { the memory of His Passion is renewed, } \line { the mind is filled with grace, } \line { and a pledge of future glory is given to us. } \line { Amen. } } \hspace #1 } }
参照
記譜法リファレンス: テキストをフォーマットする, ファイル構造, ブックの中にある複数のスコア, 複数ページにわたるマークアップ
コード断片集: Text
内部リファレンス: TextScript
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