通奏低音を音符の上か下に追加する

通奏低音を記述する際、BassFigureAlignmentPositioning.direction プロパティを定義することで (Staff コンテキストである必要があります)、数字を音符の上または下に配置することができます。セットできる選択肢は #UP (または #1), #CENTER (または #0), #DOWN (または #-1) です。

このプロパティはいつでも変更することができます。楽譜全体に変更を適用したくない場合は、\once \override を使用してください。

bass = {
  \clef bass
  g4 b, c d
  e d8 c d2
}

continuo = \figuremode {
  <_>4 <6>4 <5/>4
  \override Staff.BassFigureAlignmentPositioning.direction = #UP
  %\bassFigureStaffAlignmentUp
  < _+ >4 <6>
  \set Staff.useBassFigureExtenders = ##t
  \override Staff.BassFigureAlignmentPositioning.direction = #DOWN
  %\bassFigureStaffAlignmentDown
  <4>4. <4>8 <_+>4
}

\score {
  <<
    \new Staff = bassStaff \bass
    \context Staff = bassStaff \continuo
  >>
}

[image of music]


LilyPond snippets v2.25.21 (開発版).