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スクリプトの縦方向の優先順位をコントロールする
スクリプト (音符に付加する記号) の縦方向の優先順位は、script-priority
プロパティでコントロールされます。値が小さいほど、音符の近くに配置されます。この例では、1 つ目は
TextScript
(シャープ記号) を低い優先度を持つようにしており、一番低い位置に表示されます。2 つ目はトリル (Script
) が低い優先度を持ち、内側に表示されるようになっています。2 つのオブジェクトが同じ優先度を持つ場合には、入力された順番が配置に影響します。
\relative c''' { \once \override TextScript.script-priority = -100 a2^\prall^\markup { \sharp } \once \override Script.script-priority = -100 a2^\prall^\markup { \sharp } \set fingeringOrientations = #'(up) <c-2 a-1>2 <a-1 c\tweak script-priority -100 -2>2 }