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"本当の"括弧付きの強弱記号を作成する
強弱記号に括弧を追加する一番簡単な方法は、\markup
ブロックを使用することですが、この方法には欠点があります: このように作成されたオブジェクトは、強弱記号ではなくテキスト マークアップとして振る舞うということです。
しかしながら、(記譜法リファレンスで説明しているように)
make-dynamic-script
関数と共に
Scheme コードを用いることで、似たようなオブジェクトを作り出すことができます。このように作成された記号は強弱記号として振る舞い、\dynamicUp
や
\dynamicDown
といったコマンドと互換性を保ちます。
paren = #(define-event-function (dyn) (ly:event?) (make-dynamic-script #{ \markup \concat { \normal-text \italic \fontsize #2 ( \pad-x #0.2 #(ly:music-property dyn 'text) \normal-text \italic \fontsize #2 ) } #})) \relative c'' { c4\paren\f c c \dynamicUp c\paren\p }