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オッターバを単一のボイスに対して適用する
譜に 2 つ以上のボイスがある場合、オッターバを設定すると、囲みの中にある全てのボイスの音符が移動してしまいます。オッターバを単一のボイスに対して適用したい場合には、middleCPosition とオッターバ囲みを明示的にセットする必要があります。ヘ音記号の middleCPosition は本来 6 にセットされており、これは譜の中央の線から 6 つ上であることを示しています。このスニペットでは、オッターバ部分の middleCPosition を 7 加算して、1 オクターブ移動しています。
\layout { \context { \Staff \remove Ottava_spanner_engraver } \context { \Voice \consists Ottava_spanner_engraver } } { \clef bass << { <g d'>1~ q2 <c' e'> } \\ { r2. \ottava -1 <b,,, b,,>4 ~ | q2 \ottava 0 <c e>2 } >> }