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アルペジオにタイを使用する
タイはアルペジオを表記する際にも使われます。この場合、タイの始端となる複数の音符は同時である必要はありません。これは tieWaitForNote
プロパティを #t
にセットすることで実現できます。この機能は例えば、和音のトレモロにタイを繋ぐ場合などに有用ですが、通常の音符に対して用いることもできます。
\relative c' { \set tieWaitForNote = ##t \grace { c16[ ~ e ~ g] ~ } <c, e g>2 \repeat tremolo 8 { c32 ~ c' ~ } <c c,>1 e8 ~ c ~ a ~ f ~ <e' c a f>2 \tieUp c8 ~ a \tieDown \tieDotted g8 ~ c g2 }
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