[ << Rhythms ] | [Top][Contents] | [ Expressive marks >> ] |
[ < 複合拍子 ] | [ Up : Rhythms ] | [ 小節番号を衝突を避けながら左揃えする > ] |
小節のグループ化記号
小節内の拍のまとまりは、beatStructure
コンテキスト プロパティによりコントロールされます。beatStructure
の値はscm/time-signature-settings.scm
に、多くの拍子記号に対して設定されています。beatStructure
の値は、\set
で変更することができます。あるいは、\time
を拍子記号と beatStructure
の明示的な変更のために用いることができます。そのためには、拍子記号の前に小節内部の拍のグループを数値のリストで (Scheme の構文で) 与えます。
\time
は Timing
コンテキストに適用されるため、Voice
のような他のより低いレベルのコンテキストにセットされた
beatStructure
や baseMoment
の値を上書きしません。
Measure_grouping_engraver
がコンテキストに含まれている場合、拍のグループを示す記号が表示されます。この記号はリズムが複雑な現代音楽を読みやすくします。この例では、9/8 の小節が 2 つの方法で 2 つのパターンにグループ化されています。5/8 は scm/time-signature-settings.scm
のデフォルト設定を用いています。
\score { \new Voice \relative c'' { \time 9/8 g8 g d d g g a( bes g) | \set Timing.beatStructure = 2,2,2,3 g8 g d d g g a( bes g) | \time 4,5 9/8 g8 g d d g g a( bes g) | \time 5/8 a4. g4 | } \layout { \context { \Staff \consists "Measure_grouping_engraver" } } }
[ << Rhythms ] | [Top][Contents] | [ Expressive marks >> ] |
[ < 複合拍子 ] | [ Up : Rhythms ] | [ 小節番号を衝突を避けながら左揃えする > ] |