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非伝統的な調号
広く使われている \key
コマンドは、Staff
コンテキストの
keyAlterations
をセットしています。非標準な調号を作成するには、このプロパティを直接セットします。
コマンドの形式は以下のようなリストです:
\set Staff.keyAlterations = #`(((octave . step) . alter) ((octave
. step) . alter) ...)
が構文です。リストの各要素について、octave
がオクターブを指定し
(0 がミドル C からその上の B まで)、step
はオクターブ内の音階 (0 が C, 6 が B)、alter
が ,SHARP ,FLAT ,DOUBLE-SHARP
などです。
または、各要素についてより簡潔な形式があり、(step . alter)
は全てのオクターブに対して変化記号が適用されます。“シャープ” が 100 セントではない微分音のスケールでは、alter
を 200 セントの全音を 1 とした数値で指定できます。
\include "arabic.ly" \relative do' { \set Staff.keyAlterations = #`((0 . ,SEMI-FLAT) (1 . ,SEMI-FLAT) (2 . ,FLAT) (5 . ,FLAT) (6 . ,SEMI-FLAT)) %\set Staff.extraNatural = ##f re reb \dwn reb resd dod dob dosd \dwn dob | dobsb dodsd do do | }
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