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水平な符尾とはみ出す連桁
単一の音符に出現する連桁や、端がはみ出す連桁は、stemLeftBeamCount
,
stemRightBeamCount
と連桁指示 []
を組み合わせることで作ることができます。
単一の音符で、右側にのみはみ出す連桁については、音符に []
を付加し、stemLeftBeamCount
を 0 にします (Example 1 を参照)。
左側にのみはみ出す場合は、代わりに stemRightBeamCount
を 0 にします
(Example 2)。
複数音符の連桁で、右側にはみ出す場合は、stemRightBeamCount
を正の値にします。左側にはみ出す場合は、stemLeftBeamCount
を正の値にします (Example 3)。
休符に囲まれた単一の音符では、両方向にはみ出した連桁を表示したほうが分かりやすい場合があります。これは連桁指示 []
のみで実現できます
(Example 4)。
(注意: \set stemLeftBeamCount
は常に \once \set
と同等です。つまり、連桁の本数は“保持されず”、最後の例における 16[]
の音符はその前の \set
に影響されません。)
\score { << % Example 1 \new RhythmicStaff { \set stemLeftBeamCount = 0 c16[] r8. } % Example 2 \new RhythmicStaff { r8. \set stemRightBeamCount = 0 16[] } % Example 3 \new RhythmicStaff { 16 16 \set stemRightBeamCount = 2 16 r r \set stemLeftBeamCount = 2 16 16 16 } % Example 4 \new RhythmicStaff { 16 16 \set stemRightBeamCount = 2 16 r16 16[] r16 \set stemLeftBeamCount = 2 16 16 } >> }
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